今回の動画は「顔の見える安心」についてです

あの中国の汚染肉の問題が報道されて

約一ヶ月ほど経ちました


あれから広島の土砂災害やエボラ、デング熱、

ISIS関連の報道などが先行しているためか、

ここ最近は汚染肉の続報は聞かれなくなりましたね



http://youtu.be/prlAvN82hv0


↑の動画の冒頭でも言っているように、

畜産農家である私が気になっているのは

あの一連の報道の中で、肉の出処については

特に報道されなかった点です




当然、期限切れの肉や

床に落ちた肉も大問題ですが、

育った過程などの肉そのものの安全性について

マスコミが迫った報道はあまり無かったように思いました


また、そこを気にして報道を見ていた消費者の方も

どれだけいたのでしょうか？




ちなみに自分の作った農産物が

誰に、どのように食べられるか、消費されるか

ちゃんと知っている生産者は意外に少ないと思います



「地産地消」というと大げさに思いますが、

結局は昔から行われてきた「地場のものを食べる、消費する」

ということが、意識しないとなかなか出来ないのが今の日本です



それだけ輸入や流通に頼っている日本の農業を

どうにかして盛り上げたいと、地元の若手農家の団体

「夢農人とよた」を立ち上げたのが2010年のこと





活動初期から「地産地消」や「地元農業の魅力発信」を掲げ、

対面販売などを通して、お互いの顔が見える場を設けてきました


この度、その夢農人とよたのネットショップが開設しました




顔を出し、名前を出し、誇りを持って仕事をしている

愛知県豊田市周辺の若手農家のネットショップです



顔の見える安心は、消費者の皆さんにとってだけでなく、

我々生産者から見ても、消費者の皆さんと直接お会いしたり

お取引できることはこの上ない喜びです



夢農人とよたは本日、2014年9月1日から5年目に突入です

今後とも、よろしくおねがいします