農業の未来を語る8代目農家 トヨタファーム鋤柄の『農業のカタチ』

2016年08月22日 12:55

【動画】熊本で被災した畜産農家の現状

2016年4月に起きた熊本の震災から
4ヶ月が経ちました

未だに報道では、瓦礫に埋もれた町並みや
避難所で生活されている人の現状が映しだされています



東日本大震災の時もそうでしたが、
被災地の畜産農家の状況はあまり報道されにくく、
ここ最近の肉の高騰に、こうした震災も影響していることを
知らない主婦の方々もいらっしゃいます

今回は、熊本の震災の畜産農家の現状
遠く離れた愛知の畜産農家が語ります

動画は4分程度で終わりますのでご覧ください
https://youtu.be/GA1L2gAN33M



震災が起きるとライフラインが寸断されます
そのライフラインは人もそうですが、
牛や豚、鶏をはじめとした「家畜」にとっても
重要なものです

家畜のいる施設(牛舎・豚舎・鶏舎)は、
水、電気で効率よく飼育できる環境になっていることが多いです



トヨタファームでもこの夏の時期は
水をミストにしながら暑さに弱い母豚が流産しないようにしています
※といっても今年の夏の暑さで何匹も流れてしまいました

そうしたライフラインが止まってしまい、
さらには道路も通れないので飼料を運べません

家畜たちは為す術もなく、
畜産農家は殺処分を選択する他ありません

また地震により施設が損壊すれば
補修するにも高額な費用がかかります

現在飼っている家畜を殺処分して、
新たに子牛、子豚、雛を仕入れるにもお金はかかりますし、
売れる大人になるまで時間がかかります



全国的に見ても農家は高齢化が進んでおり
畜産農家も例外ではありません

そんな高齢の畜産農家が、再起をかけて
改めて借金をして畜産を続けることは非常に困難です

そうした経済的な理由で
廃業を選択する方も多いのが現状です



こうした問題を打開していくにも、
農業の担い手を増やすことは非常に重要です
そして担い手が増えるような法整備や環境を整えることも必要です

国や行政、農協や我々既存の農家が
一丸となって協力しなければ、農家になりたい子どもは増えません

まずは被災した農家の皆さんが
一刻も早く復興し、農業復興に繋がればと思います

私も微力ながら、出来る支援を引き続きしていこうと思います


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Posted by トヨタファーム 鋤柄雄一 │カテゴリ:農家のつぶやきチャンネル